自力建設2017 計画地近くのデッキの下の確認作業
自力建設2017の敷地検討のため、計画地横にあるデッキ下の調査を行いました。
計画を行う上で、目隠しされた雨水経路がどのようになっているか確認します。
今回、頑張ってくれたのは、エンジニア科2年の林産業コースの面々。
褐色腐朽菌にやられた土台とデッキ板を金、属と木材に分離して丁寧にはがしていきます。
下地まで腐朽してビスが空回りするものから、まだ、しっかり効いているものまで様々です。
メッキされたビスとステンレスのボルトの違いも明らかです。
どの部分の腐朽がより進んでいるか、体で感じたのではないかと思います。
午前中を使って、予定箇所まで調査が終わりました。
デッキの下からは、デッキによって、目隠しされていた側溝や点検口などの経路も見えてきました。
クリエーター科の木造建築専攻の1年がこの場所で計画を検討中。今回の調査で、雨水の流れなどを確認でき、よりイメージがわいてくることでしょう。
計画の進捗は随時報告していきます。
准教授 辻 充孝